讃岐一本がけ提灯

提灯の由来

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「讃岐一本がけ提灯」の三好商店の記事が先日の日経新聞に掲載されていました。提灯は、昔から足下を照らしたり、客呼びのお店の象徴的な存在です。お祭りでは、道を照らし、お祭りを演出する小道具として使われています。寺や神社の境内の夜店には、必ず「○○商店」や「○△酒店」などと地元のお店の名前が書かれた提灯が華やかに飾られています。地方の居酒屋さんに行くとお店の中に日本の地名が書かれた小さな提灯が所狭しと飾られているのを目にすることがあります。

 

さて、提灯を本来使う理由は何でしょう?照明としての提灯以外にも有りそうです。ここでは、提灯の由来と共に、長い伝統のある香川県の「讃岐一本がけ提灯」をご紹介します。

 

■提灯の由来
提灯は、最初から「ちょうちん」と発音したらしく、「てうちん」「ちゃうちん」等と書く。最初の提灯は、室町時代頃にかご提灯が使われていたとされ、円筒形の竹かごの周りに紙を貼って袋状にし、手で提げる取っ手を付けたものだったそうです。従って、現在のように畳むことは出来ませんでした。その後、今日の折りたたみ式提灯となり、江戸時代になると一般的に普及するようになりました。

 

■提灯博物館
提灯の歴史や種類が掲載されています。

 

 

 

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讃岐提灯とは

「1本掛け提灯」は江戸時代の初期、殿様の病気、平癒や祈願用の提灯として考案されました。讃岐提灯は、1本の竹を切らずに三重作りの提灯を作る技法で、1番内側の提灯には、竜神や神仏が描かれ彩色されます。2番目には、祈願文やお経、祝詞などを書き込みます。さらに、1番外側には、香川県の伝統的な図柄や模様などが施されます。3重提灯なのに、重さは1つの提灯とほぼ同じ重さに仕上げられます。

 

この「1本掛け提灯」は、御家騒動等の理由で中央の提灯を隠し見えないように秘密を守る様に制作されます。この技法は、代々一子相伝のものとして現在に伝承されています。

 


中でも圧巻なのは、さすが香川県と言いたくなるような讃岐うどんを形取った提灯です。お店の前に置いておけば、提灯の光に誘われて入っていきたくなってしまいますね。どんぶりだけでなく、麺までを再現した讃岐うどん型の提灯は、三好商店の三好正信社長が20数年前に讃岐1本がけ技法で製作したもの。この提灯は、映画「UDON」の小道具として登場した。

 

■讃岐提灯

 

 

 

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